カレーのライスを炊き忘れ

備忘録を兼ねたインターネットの海に埋もれていく日記

20200730

いつもだったら猫が朝ごはんをねだって、私の顔を引っ掻きにくるのに、今朝は大人しい。部屋が暑くて目が覚めたときには猫は床にうずくまっていた。いつものカリカリはもちろん、チュールも食べてくれない。夏バテなのか、何か悪い病気なのか。とりあえず動物病院を予約して、今日のアルバイトは代わってもらうことにした。

動物病院は混んでいた。受付のおばさんは愛想が悪くて「座って待ってて」の一言しか発さない。猫の入ったカーキ色のケージを抱えたまま、ボーッとワイドショーを観ていた。

順番が来た。先生は優しそうなメガネのひょろっとした人だった。思ったよりも若い。猫をケージから出そうとしたら、そこには猫はいなかった。代わりに猫の毛の色(三毛猫だけど2色、白と黒っぽい茶色)の布切れが入っていた。先生は「溶けたみたいですね」と言った。私も「そうみたいですね」と言った。元々猫なんて飼ってなかったのかもしれないし、そもそもここは動物病院ではないかもしれないし、今見てるのは夢かもしれない。

帰りにコンビニで冷やし中華を買った。


これはエセ村上春樹風の嘘の日記です。