カレーのライスを炊き忘れ

備忘録を兼ねたインターネットの海に埋もれていく日記

20181103

食べた

  • 朝:寝てた
  • 夜:唐揚げ弁当

観た

  • 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

まずさ、タイトルが良くない?基本的に海外映画の邦題ってしっくりこない悪訳が多くて、例えば『ONCE~ダブリンの街角で~』とかいうダサいサブタイトルが付いたり『MY LIFE WITHOUT ME』が『死ぬまでにしたい10のこと』とかいう『犬と私の10の約束』かよ的なことが起きたり。でもさ『雨の日は会えない,晴れた日は君を想う』ってなんかこう短歌的な旋律の美しさすら感じる。原題は『Demolition』で”解体”のことなんだけどこの意味は実際にこの映画を観てもらえれば分かる。でも流石にまんますぎるな、「解体」は。
かなり好きな映画だったのでちょっとあらすじ(ネタバレかも)を書きます。


主人公のディヴィスは交通事故で妻を亡くす。周囲の人間は彼を心配するけれど、当の本人は泣くこともできない。なぜなら妻のことを知らなすぎたから。無関心すぎたから。日々に忙殺されながら見ていなかった・見えていなかったものがだんだん見えてきたと思ったら......的な話。

この映画ではディヴィスが色々なものを壊し、解体していくシーンが多く出てくる。壊れた冷蔵庫、他人の家、トイレのドア、終いには妻と過ごした思い出の自宅まで。
「何かを修理する時はまず全ての部品を分解しろ。そして中身を知ってからもう一度組み立てるんだ」
でもね、人生そんな甘くない。分解したものが複雑であればあるほど元通りにするのは難しい。人間関係だって「あ、やばい」ってなったら一回ぶっ壊してリセットできたらどれだけ楽か。でもそうはいかないから、みんなどうにかしてしがみついたり、ぶっ壊して別れを告げたりする。

そういう元通りにならない複雑さを私たちは知っているし、きまって切なくなる。その切なさにもいつかは納得することが必要で、ぐちゃぐちゃになった心をなんとかしてできる限りシワを伸ばして生きていかなくてはいけない。そういう強くて弱い人間が描かれた名作だった。

ずっとダラダラ見ていて、やっと観終わりました。湯浅監督作品のポップな絵柄がエロくてグロい話を引き立たせる感じ。結構好き。
ストーリーはちょっとスケールがデカすぎてウケちゃったのと悪魔のキャラデザが若干雑だなと感じてしまった。カッコいい悪魔、アキラ君のデビルマンだけじゃねえか。サイコキネシスみたいな技使う悪魔ひどすぎんだろ。こいつ。

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毛玉じゃん。
10話だから耐えてたけどこれで25話とかあったら観てなかったかもな〜

思った

短歌って素敵ですね。自由律なものも許されていて、気軽な創作ができるから良い。

www.utayom.in

こんなサイトとかもあって、敷居の低さを感じました。暇な時に詠みますか!嗜みますか!文化人ぶって穂村弘的なポジションになりたいです。

聞いた

今夜だけ踊らせて
今夜だけ黙らせて
今夜だけ打ち明けて
今夜だけ踊らせて